第10講 道交法1

第3編 道路交通法(道交法)









第10講 道交法








1. 総則(法第1章)

(1) 目的(法第1条)

法第1条
この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。





(2) 定義(法第2条)

● 道交法において、次に掲げる用語の意義は、それぞれ以下のように定められている(第1項)。



歩道(2号)

● 歩行者の通行の用に供するため縁石線又はさくその他これに類する工作物によつて区画された道路の部分をいう。



車道(3号)

● 車両の通行の用に供するため縁石線若しくはさくその他これに類する工作物又は道路標示によつて区画された道路の部分をいう。



本線車道(第3の2号)

● 高速自動車国道又は自動車専用道路の本線車線により構成する車道をいう。



路側帯(3の4号)

● 歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によって区画されたものをいう。



安全地帯(第6号)

● 路面電車に乗降する者若しくは横断している歩行者の安全を図るため道路に設けられた島状の施設又は道路標識及び道路標示により安全地帯であることが示されている道路の部分をいう。



車両通行帯(第7号)

● 車両が道路の定められた部分を通行すべきことが道路標示により示されている場合における当該道路標示により示されている道路の部分をいう。



車両(第8号)

● 自動車、原動機付自転車、軽車両及びトロリーバスをいう。



自動車(第9号)

● 原動機を用い、かつ、レール又は架線によらないで運転する車であつて、原動機付自転車、自転車及び身体障害者用の車いす並びに歩行補助車その他の小型の車で政令で定めるもの(以下「歩行補助車等」という。)以外のものをいう。



道路標識

● 道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示板をいう。



道路標示(第16号)

● 道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示で、路面に描かれた道路鋲、ペイント、石等による線、記号又は文字をいう。



駐車(第18号)

● 車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は車両等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者(運転者)がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。



進行妨害(第22号)

● 車両等が、進行を継続し、又は始めた場合においては危険を防止するため他の車両等がその速度又は方向を急に変更しなければならないこととなるおそれがあるときに、その進行を継続し、又は始めることをいう。



(3) 信号機(法第4条)

● 信号機の表示する信号の意味その他信号機について必要な事項は、政令で定める(同条第4項)。



● 法第4条第4項に規定する信号機の表示する信号の種類及び意味は下の表に掲げるとおりとする(道交法施行令第2条第1項)。



信号の種類信号の意味
青色の灯火・車両等は、直進し、左折し、又は右折することができる。
黄色の灯火・車両等は、停止位置をこえて進行してはならない。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
赤色の灯火・車両等は、停止位置を越えて進行してはならない。
・交差点において既に左折している車両等は、そのまま進行することができる。
・交差点において既に右折している車両等は、そのまま進行することができる。この場合において、当該車両等は、青色の灯火により進行することができることとされている車両等の進行妨害をしてはならない。
・交差点において既に右折している多通行帯道路等通行原動機付自転車及び軽車両は、その右折している地点において停止しなければならない
青色の灯火の矢印・車両は、黄色の灯火又は赤色の灯火の信号にかかわらず、矢印の方向に進行することができる。
黄色の灯火の点滅・車両等は、他の交通に注意して進行することができる。
赤色の灯火の点滅・車両等は、停止位置において一時停止しなければならない。









2. 車両の交通方法(法第3章)

(1) 通則(法第3章第1節)

① 通行区分(法第17条)

● 車両は、歩道又は路側帯(歩道等)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない(同条第1項本文)。
ただし、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は法令の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、この限りでない(同条第1項但書)。その場合、車両は、歩道等に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない(同条第2項)。



罰則

● 3ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金(法第119条第1項第2号の2)



② 左側寄り通行等(法第18条)

● 車両は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄って、軽車両にあっては道路の左側端に寄って、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第二十五条第二項若しくは第三十四条第二項若しくは第四項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない(第1項)。



● 車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない(第2項)。




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