第11講 道交法2

第3編 道路交通法(道交法)









2. 車両の交通方法(法第3章)



第11講 道交法

(2) 速度(法第3章第2節)

① 最高速度(法第22条)

● 車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない(同条第1項)。



罰則

● 6ヶ月以下の懲役又は10万円以下の罰金(法第118条第1項第1号)



● 過失の場合、3ヶ月以下の禁固又は10万円以下の罰金(第118条第2項)



② 最高速度違反行為に係る車両の使用者に対する指示(法第22条の2)

● 車両の運転者が最高速度違反行為を当該車両の使用者の業務に関してした場合において、当該最高速度違反行為に係る車両の使用者が当該車両につき最高速度違反行為を防止するため必要な運行の管理を行つていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、最高速度違反行為となる運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他最高速度違反行為を防止するため必要な措置をとることを指示することができる。



③ 最低速度(法第23条)

I. 高速道路(法第75条の4)

● 自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、高速自動車国道の本線車道においては、道路標識等により自動車の最低速度が指定されている区間にあつてはその最低速度に、その他の区間にあつては時速50キロメートルに達しない速度で進行してはならない。



罰則

● 5万円以下の罰金(法第120条第1項第12号)



II. 高速道路以外の場所(法第23条)

● 自動車は、道路標識等によりその最低速度が指定されている道路(第七十五条の四に規定する高速自動車国道の本線車道を除く。)においては、法令の規定により速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その最低速度に達しない速度で進行してはならない。



(3) 追越し等(法第3章第4節)

① 追越しの方法(法第28条)

● 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(前車)の右側を通行しなければならない(同条第1項)。



● 車両は、他の車両を追い越そうとする場合において、前車が右折等のため法令の規定により道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前項の規定にかかわらず、その左側を通行しなければならない(同条第2項)。



罰則

● 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金(法第119条第1項第2号の2)



② 追越しを禁止する場合(法第29条)

● 後車は、前車が他の自動車又はトロリーバスを追い越そうとしているときは、追越しを始めてはならない。



③ 追越しを禁止する場所(法第30条)

● 車両は、道路標識等により追越しが禁止されている道路の部分及び次に掲げる①~③の部分においては、他の車両(軽車両を除く)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない(同条第1項)。
 ① 道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂(同条第1項第1号)
 ② トンネル(車両通行帯の設けられた道路以外の道路の部分に限る)(第1項第2号)
 ③ 交差点(当該車両が法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除く)、踏切、横断歩道又は自転車横断帯及びこれらの手前の側端から前に30メートル以内の部分(第1項第3号)



罰則

● 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金(法第119条第1項第2号、同条第2項)



④ 乗合自動車の発進の保護(法第31条の2)

● 停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。



罰則

● 5万円以下の罰金(法第120条第1項第2号)



⑤ 割込み等の禁止(法第32条)

● 車両は、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため、停止し、若しくは停止しようとして徐行している車両等又はこれらに続いて停止し、若しくは徐行している車両等に追いついたときは、その前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはならない。



(4) 交差点における通行方法等(法第3章第6節)

交差点における他の車両等との関係等(法第36条)

● 車両等(優先道路を通行している車両等を除く)は、交通整理の行なわれていない交差点に入ろうとする場合において、交差道路が優先道路であるとき、又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは、徐行しなければならない(同条第3項)。



● 車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない(同条第4項)。



(5) 横断歩行者等の保護のための通行方法(法第3章第6節の2)

① 横断歩道等における歩行者等の優先(法第38条)

● 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(横断歩道等)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(歩行者等)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない(第1項)。



● 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない(第2項)。



● 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く)及びその手前の側端から前に30メートル以内の道路の部分においては、法令の規定に該当する場合のほか、その前方を進行している他の車両等(軽車両を除く)の側方を通過してその前方に出てはならない(第3項)。



② 横断歩道のない交差点における歩行者の優先(法第38条の2)

● 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。



(6) 徐行及び一時停止(法第3章第8節)

① 徐行すべき場所(法第42条)

● 車両等は、道路標識等により徐行すべきことが指定されている道路の部分を通行する場合及び次に掲げるその他の場合においては、徐行しなければならない。
 ① 左右の見とおしがきかない交差点に入ろうとし、又は交差点内で左右の見とおしがきかない部分を通行しようとするとき(当該交差点において交通整理が行なわれている場合及び優先道路を通行している場合を除く)。
 ② 道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂を通行するとき。



② 指定場所における一時停止(法第43条)

● 車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、法令に規定する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。




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